滋賀県東近江市にある松尾医院のブログ

愛知県尾張旭市にある、内科、循環器科、小児科、皮膚科のクリニックです


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舌下免疫療法(アレルギー性鼻炎の新しい治療)

スギ花粉症やダニによるアレルギー性鼻炎がひどい方へ

スギ花粉症は国民の約3分の1が発症しており、国民病となっております。2014年10月に発売されたスギ花粉症の舌下免疫療法は根本的な治療として期待されており、内服薬やレーザー治療などの今までさまざまな治療を行ってきた患者さまに関しても有効率70%と結果がでており、内服薬などの減量中止も期待できます。(鼻アレルギー診療ガイドライン2013年版)。また2015年12月より新たにダニによるアレルギー性鼻炎の免疫療法が可能となりました。治療に関して健康保険の適用がありますが、処方は認定された医師のみしか出来ません。当院では両者の処方が可能ですので、まずは受診して医師と相談ください。


実際の舌下免疫療法について
 舌下免疫療法とはスギ花粉エキス(シダトレン)やダニの抗原(ミティキュア)を少しずつ体内に吸収させることによって花粉症の症状(アレルギー反応)を抑える治療法です。実際には1日1回、少量から服用(舌の下に含みます)をはじめ、2週間は徐々に増量し、その後は決まった量を数年にわたり継続して服用します。初回服用はアレルギー反応の有無を見るために院内で行います(スギ花粉治療薬のシダトレンは花粉非飛散時期の6月から11月末の間に投与します)。2日目以降は毎日自宅で服用します。継続的に治療を行うことで効果を発揮していくため、花粉飛散シーズン以外も服用し、最低2年間治療を行い、効果は判定します。効果のある患者さまには3~5年の治療継続をお勧めしております。通院間隔は症状などが安定していれば4週間に1度程度となります。
 

治療費用について
治療費用については、健康保険の診療が可能です。初回は検査などを含めて3割負担の場合、4,000~5,000円で、その後の定期的な通院の費用は他の治療や薬の処方がない場合には、病院の治療費と薬局での薬代と合わせて1ヵ月あたり2,000~3,000円の負担となります。
 

どのような人が治療可能ですか?
 日本では12歳以上の患者さまが治療可能です。もちろんスギ花粉症やダニのアレルギー性鼻炎の患者さまにしか投与できないため、まず血液検査でスギ花粉症やダニのアレルギー性鼻炎であることを調べる必要があります。ただし重度の気管支喘息の方、がんや免疫系の病気がある方などは治療はできません。さらに詳しい内容については医師でお尋ねください。
 

副作用について
口の中に投与するため、口の中や喉のかゆみがでることがあります。報告されている主な副作用に以上のような局所的なかゆみですが、非常に稀ですが、アナフィラキシーショック(じんましんや腹痛、嘔吐、呼吸困難、意識混濁)があります。そのため1回目の投与は安全のために院内で行います。
 

さらに詳しく知りたい方へ
詳しくは鳥居薬品アレルゲン免疫療法専門サイトをご覧ください
http://www.torii-alg.jp/

2016年2月14日

経鼻内視鏡

胸やけや胃の不快感を訴えられて来院される患者さんに胃カメラの必要性を説明する事がよくあります。
しかし、ほとんどの患者さんは検査の必要性を理解されるも、おぇっとなるのがつらいと感じておられます。
そこで、当院では胃カメラを楽に受けて頂くために、以下の胃カメラや工夫を導入しております。

①おぇっとならない胃カメラ、「経鼻内視鏡」を導入:特に以前に口からの胃カメラを受けられた患者さんからは、「大変楽に受けられた、これなら毎年受けてもええわ」との声をいただいております。鉛筆ほどの太さ・電気のコードぐらいの柔らかいカメラを鼻の穴から入れますが、口は自由に使えるので、医師との会話も可能です。また、経口胃カメラでは自分の唾液は飲み込まずに(飲み込もうとするとむせる)口の外に垂れ流すようにしなければならないのもつらい事でしたが、経鼻内視鏡は口をつむれるのでそのつらさも心配ありません。(同様の声: http://www.hanakara.jp/experience/index.html

②麻酔の導入:カメラがのどを通ることがどうしても耐えられない、という患者さんに対して麻酔を用いて眠っている間に検査をします。
麻酔使用時には検査後すぐに車の運転が出来ませんので30分から1時間ほどは院内で休んで頂きます。(麻酔非使用時には検査後直ぐに車の運転が可能です) 2014年10月13日

痔の日帰り手術(アルタ療法)

いつも高血圧で通院されている患者さんで、今回、当ホームページをご覧になられ、痔の事を相談されました。
早速、左側を下にして横向きに寝て頂き、肛門の診察です。
肛門の診察の恰好がよくわからなくて、不安な方が大勢いらっしゃると思いますが、実際は下の絵の感じです。
下着を下して肛門だけを診せて頂きます。

診察の結果、内痔核でした。歩いたり排便の時に出てくるイボ痔に10年以上悩んでおられました。
日帰り手術の内容を説明して、同意を頂き数日後に手術となりました。
内痔核に注射を打つだけでメスは入れませんし、内痔核は注射しても痛くないので、問題なく終了。
翌日からはイボ痔は出て来なくなりましたので、非常に感謝されました。

他にもホームページをご覧になられて、痔の日帰り手術(アルタ療法)を受けに遠方(福井・岐阜・三重県)から来院される患者さんが増えております。

当院は診察の順番をネットや電話からの予約制にしておりますが、予約なく直接来院された方、初診の方に対して順番の空き枠があります。
予約無しでも待ち時間が比較的少なくて診察させて頂きますので、ご安心ください。 2014年4月5日

日常診療で感じる事

多くの患者さんを診察していて、特に感じる事は、『生活習慣病のコントロール』と『年一回の健診』の重要性です。
40歳以上の方で命に関わる病気の約70%は、血管系疾患と悪性腫瘍(癌)です。
まず、血管系疾患は、心筋梗塞や脳梗塞に代表されますが、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)が起因して、全身の動脈硬化が年齢以上に進行し、その結果心臓や脳の細い動脈が詰まり易くなり、命に関わることになります。これらの疾患は、一旦血管が詰まり組織が死んでしまうとその部位は回復しないため、命が助かっても運動制限や麻痺を生じるなど不自由な事になります。血管を詰まらせないためにも、日々の血圧やコレステロール値、血糖値のコントロールが非常に大切なのです。
 一方、癌はなかなか予防できません。がんを予防できるなど誇張されている健康補助食品などがありますが、明らかな予防効果は期待できません。ただし、早期癌であれば内視鏡的な治療や手術、抗がん剤、放射線治療などにより治る確率が高くなりますので、少しでも体調の異変を自覚されましたら早めの診察を受けることが大変重要です。

「ふらつくとか胸が苦しいなどの症状がないから大丈夫」、「うちは癌家系ではないので心配ない」との意見がありますが、症状が出現してからでは、かなり進行していることが多いです。症状がなくても毎年一回は健診や検査を積極的に受けるようにして下さい。
 
当クリニックでは、胃カメラ、超音波検査(腹部・頸部動脈・甲状腺・乳腺など)、血管年齢検査、検査センターとの連携で尿・便・血液・痰などから癌の早期発見・動脈硬化の評価・かくれ脳梗塞の診断に取り組んでおります。

2014年1月24日

ホームページを公開しました

 当クリニックのホームページを公開しました。
HPを通じて診療内容を案内させて頂き、より多くの方に当院をご利用くだされば幸甚であります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

2014年1月22日