愛知県尾張旭市にある、内科、循環器科、小児科、皮膚科のクリニックです


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痔の種類

   
いぼ痔(痔核)。男女ともに痔の種類の中で、一番多い症状になります。
内側(直腸)にできる「内痔核」と、外側(肛門)にできる「外痔核」の2つに分けられます。  

裂肛。女性に多くみられ、便秘などで硬くなった便を無理に排泄する際に、肛門に過度の負荷が掛かることで起こる痔になります。
急性裂肛:主に見られる症状として、排便後のトイレットペーパーへ血が付着する程度と痛みです。この段階では手術は不要で、保存療法が適応です。

慢性裂肛:長期間続き慢性化してしまうと、深ぼれして潰瘍状になり、皮膚の突起物(見張りイボ)やポリープができたり、肛門狭窄が起きることもあります。
  狭窄が高度な場合、狭窄を解除する手術になることがあります。
  裂肛によってできた皮膚の突起物、スキンタッグ(皮垂)や肛門ポリープが気になる場合
    当クリニックでは患者さんの希望があれば切除を行っています。
      注意点 ①術後に周囲の皮膚が腫れることが多いです。
        ②腫れが引くのに1~2か月かかるが、しわ様に残る場合もあります。

痔瘻(じろう)。直腸と肛門の境目に菌が感染して炎症し発症し、瘻孔(ろうこう:トンネルのような穴)を作る痔のことを痔ろうと呼びます。
他の種類の痔と比べて痔ろうはやっかいな病気で、薬などの治療は難しいとされており、当院ではシートン法(切らない手術)を行っています。しかし、深部痔瘻の場合は入院での手術をお勧めしています。
2013年12月25日