胸やけや胃の不快感を訴えられて来院される患者さんに胃カメラの必要性を説明する事がよくあります。
しかし、ほとんどの患者さんは検査の必要性を理解されるも、おぇっとなるのがつらいと感じておられます。
そこで、当院では胃カメラを楽に受けて頂くために、以下の胃カメラや工夫を導入しております。
①おぇっとならない胃カメラ、「経鼻内視鏡」を導入:特に以前に口からの胃カメラを受けられた患者さんからは、「大変楽に受けられた、これなら毎年受けてもええわ」との声をいただいております。鉛筆ほどの太さ・電気のコードぐらいの柔らかいカメラを鼻の穴から入れますが、口は自由に使えるので、医師との会話も可能です。また、経口胃カメラでは自分の唾液は飲み込まずに(飲み込もうとするとむせる)口の外に垂れ流すようにしなければならないのもつらい事でしたが、経鼻内視鏡は口をつむれるのでそのつらさも心配ありません。(同様の声: http://www.hanakara.jp/experience/index.html)
②麻酔の導入:カメラがのどを通ることがどうしても耐えられない、という患者さんに対して麻酔を用いて眠っている間に検査をします。
麻酔使用時には検査後すぐに車の運転が出来ませんので30分から1時間ほどは院内で休んで頂きます。(麻酔非使用時には検査後直ぐに車の運転が可能です) 2014年10月13日