その2【甲状腺の病気 ― 代謝のスイッチを司る器官】
ヒトでも「バセドウ病」「橋本病」などで有名な甲状腺の病気。ペットでも発生し、症状の現れ方も非常に似ています。
猫:甲状腺機能亢進症(食欲旺盛なのに痩せる、落ち着かない)
犬:甲状腺機能低下症(寒がり、脱毛、太りやすい)
ヒトでは:
・亢進症:動悸、手の震え、汗が多い、体重減少
・低下症:むくみ、寒がり、体重増加、気力低下
甲状腺は“全身の代謝のスイッチ”であり、異常が起こるとヒトも動物も同じように体調が大きく揺らぎます。
その3【腎臓病 ― 長く一緒に暮らすほど向き合う病気】
高齢化が進む現代、ヒトと同じくペットも寿命が延びました。その結果増えているのが慢性腎臓病です。
犬猫:飲水量・尿量の増加、体重減少、食欲低下
ヒトでは:むくみ、倦怠感、尿の変化、息切れなど。
一度失われてしまった腎臓の機能は回復しないため、早期発見が大切です。
文責: 獣医師 高木彩花
2026年3月21日













